【鳥専用の部屋を作る!】バードルーム計画①
第一章|日々のお掃除大変だよね
とにかく散らかす鳥たち。
幼少期より鳥と暮らしているゆとり屋ですが、鳥ライフに慣れた私でも長年頭を悩ませていることが1つあります。それは…
毎日の掃除をもっと楽にやりたい。
ということです。
鳥と暮らすと必ずと言っていいほどぶち当たる関門なのですが、鳥は部屋・ケージ等の掃除が意外と大変です。
床の掃除機掛け・クイックルワイパーでの拭き掃除程度で終わるのなら、かわいい鳥さんと暮らせるという最大の利点を考慮すればそんなに苦ではありません。
が、いかんせん鳥は散らかし上手な生き物。
- トイレのしつけができない(体の構造上難しい)ので、放鳥中はフン爆弾がいたるところに落下
- 水入れ、止まり木、バードテントもお構いなし。ケージ内もフンフンフン
- 餌を食べる時、くちばしでバキバキ割って食べるのでシードの殻やペレットの破片が散らかる
- なぜか首を振って食べるので、ケージ内外問わずとにかく食べかすが散る(うちだけ?w)
- 換羽の時期は羽が散る
- 脂粉の多い種類の鳥は粉も散る、しかも年中無休
- 家具家電は粉が積もっては拭き積もっては拭きの繰り返し
ちょっと考えただけでもこんなにたくさんの”掃除にまつわる鳥あるある!”
鳥さんも人間も健康に暮らすには、お掃除などで清潔を保つのはとっても大切な事。
が、わかっていてもやはり「もっと楽にできたらいいな」という思いは出てくるもの。特に我が家は多頭飼いなので、ケージの数だけ掃除の手間も増える。ぶっちゃけると…とても面倒くさいのです。
そこでわたしは考えた。
そこでというか、むしろずっと考えていた妄想がありますそれは…。
『あぁ、鳥専用の部屋があればどんなに快適なことだろう』
掃除の課題は常に付きまとう。
雨が降ろうが槍が降ろうが掃除も世話も必ずする。
でも掃除の手間は軽くしたい。
「だったら鳥の飼育に特化した個別の部屋があればいいんじゃないかᐠ( ᐛ )ᐟᐠ( ᐖ )ᐟワーイ!」
べらぼうに単純な発想ではありますが、実際”鳥カフェ”のようなバードルームがつくれたら快適かつさらに素敵な鳥ライフが楽しめるような気がしてなりません。専用のシンクに床、放鳥中にも鳥たちが遊べるアスレチックや枝が壁からも出ていて、空調も安全・安心なものを取り付けて…
と、もうこうなると妄想がエンドレス。自分の部屋がもらえるより鳥さんの部屋があった方が嬉しいと感じる鳥脳なわたしにとっては、夢とはわかっていてもこの理想を考えることは楽しくて仕方がない事なのです(о´∀`о)でも実際は
「そんな夢のようなことを考えてもねぇ…」
とほぼ諦め状態で毎度その妄想の絵本を閉じてきたわけですが──
もしかしてもしかすると、この夢のバードルームが妄想でなく現実のものになる日が来るやもしれません(*’▽’)!
ゆとり屋に何が起こったのかはまた後ほどお話しするとして、まずは我が家の鳥さんお掃除事情・改善したい点を挙げてみる事にします。
掃除の課題を洗い出そう
先ほども書いたのですが、かわいい鳥さんと暮らすにあたって日々の掃除・洗い物はごく当たり前。
鳥でなくても、ペットと暮らすとなれば日々のお世話は飼い主の義務です。鳥には鳥の、猫には猫の、熱帯魚には熱帯魚の悩みと言うのはつきものですが、いかに無駄を省くか(世話を省くんじゃなくて、無駄な手間ね!)はしっかりと考えたほうがペットとの暮らしがより快適になると思います。
で、考えてみた。そもそもわたしのお掃除問題点はなんだろうと。
①床
まず思いつくのは床。
我が家は鳥がいる部屋の床はごく一般的な木のフローリングです。これがまた鳥のフンとの相性の悪いったらありゃしない!
鳥のフンは便と一緒に尿も排せつされますので、哺乳類と比べるとかなり水っぽいです。それゆえ、見事に目地に吸い込まれていきます。
放鳥中にすべてのフンをふき取る!
なんてことはわたしにはできないので、鳥がいたところをあとで拭いてまわるのですが…うっかり拭き忘れ、あるんですよね。
ラックの後ろや空気清浄機の裏etc…うっかり見逃すと、いつのものかもわからない乾燥したフンが出てきてしまいます( ;∀;)
こうなると意外と手間ががかります。水で濡らした雑巾を置いて、しばらくしたらふき取って、目地の汚れはブラシでチマチマ…
ああ、なんであの時見逃してしまったんだ(いつのか分からないけど)
と後悔。どんなに愛しいわが子のしたことでも、面倒なものは面倒です。そもそも見逃したわたしが悪いんですけどねw
また、ケージにつかまってフンをする子もいるのでケージ前は新聞紙でガードしています。それでもガードしきれなかったものはうっかり乾いて白く跡が残ってしまう、なんてこともあります。
②洗い場狭すぎィ!
お次は鳥さんの大事なお部屋、ケージ掃除の際の問題。多分これが一番の問題なのですが…
まず、底の引き出しは毎日水洗いします。フンが付いていたらパーチも洗います。そして水入れ、エサ入れは当たり前のように毎日洗います。全部で6ケージ、6羽分ですのでまぁまぁの量です。
なので、本当は全部まとめて洗面に持って行ってジャジャジャーっと洗ってササっと干していきたいところですが──
ででん。
HOEI465オカメ用ですが、洗面が見事に底皿だけで埋まってしまいました。それだけならまだいいのですが、ご覧の通りものを置くスペースがまったくございません。背後はトイレ、蓋を閉めたところで傾斜があるデザインなので物を置いても転がってきます。
なので、部屋と洗い場の往復がめっちゃ多い!朝から何往復してるんだってくらいうろうろしています。
わたしはほぼ90%自宅勤務、しかも自営業なので、掃除に何時間かけても問題ない現状はありがたい事なのですが…本当は時短できるならしたいです。あいた時間分、鳥と遊びたい。
③洗面所、遠い…
我が家の鳥さんはインコ5羽、フィンチ1羽の計6羽。
個々にケージがあるので、網も含めた丸洗いは1日1ケージで約1週間に1度のローテーションになります。空いた時間にジャーっとやってしまうのですが、ここでもお悩みが1つ。
洗面所が微妙に遠い。
というか、動線が悪いのが遠いと思う原因です。
↓の画像は超簡単な我が家の鳥がいるフロアの間取りです。
パっと見ですとお鳥様スペースから洗面までそんなに距離もないし階段もないしドアも2つしかないし、普通じゃん?と思われがちですが…
我が家は築40年ほどのお家、このトイレとその横の押し入れは増築でつけたものなのでとにかく廊下が狭い( ;∀;)
本当はケージ丸ごと洗い場に持って行ってそこでパーツを解体して洗っていく─としたいところなのですが、如何せん廊下が狭い。
ドアを開けるとさらに幅がなくなるので、ケージを持って歩くにはちょっと窮屈さを感じます。できなくはないけど不便、といったところです。なお、ケージを持ったままUターンはできません。
そして洗面所は②の狭い問題で紹介した場所。トイレの室内に設置されていて、ここで解体しようにもやはり窮屈、むしろできない。なんなら洗うのすら難しい。
なので、結局は図のいちばん左の部屋でケージを解体してパーツごとに運んでちょっとずつ洗う…といった作業をですね、毎日。ローテーションスタイル故にほぼ毎日しているんですが…
正直、本当に、めんどうくs…
もし自分自身のケージだったら「月に1度の丸洗いでいいっすわ」って飼い主に言ってあげたいくらい手間がかかっています(+_+)
でも愛するわが子は散らかし上手、特にシロハラインコは1週間もすればハイこの通り。
両方とも1週間前にお掃除をしたケージです。これでも日々掃除してるんです。シロハラには何やっても勝てないです(笑)
換羽の時期もあってか、羽や羽軸のカスがたくさん!ペレットをバッキバキに砕いて食べるから食べカスもいっぱい!!
そしてシオちゃんはケージにつかまって用を足す高貴なお嬢様なので、網が本当に汚くなる( ;∀;)これでも毎朝拭いているんですけどね…軽くですけども。やはり拭くだけだとどうしても汚れは落ちません。
これを見ると「面倒だから丸洗いはいいやー」なんて言ってられませんよね( ;∀;)
④生活スペースが人と一緒
これも掃除が大変な原因の一つです。鳥がいるスペースに人間もお邪魔しているので、鳥の散らかしとわたしの散らかし(特に〆切やイベント前後)が相成ると、結構厄介なことに。
そして本や鳥グッズコレクション、テレビやPC…と、ほこりが積もっては困るものがいっぱい。もふもふモップ?的なものでホコリ取してみるものの、オカメの脂粉にはなかなか勝てません(笑)
特にテレビやPCは静電気が発生するので、気づいたときには真っ白け( ;∀;)なんてことになりかねません。
本当に大事なもの(画材とか原画とか1点もののグッズとかいただいたお手紙とかetc)は寝室に隠す始末です。できればデスクに飾りたいしすぐに取り出せるところに置きたいんですが、どうしてもホコリを避けたいものは退避させています。齧られても困りますからね^^;
⑤匂いも気になるよね
お掃除とはちょっと違いますが、においも気になるところ。単独で嗅げばいい匂いな鳥たちも、6羽ともなるとなかなかの鳥臭にww
空気清浄機が2台稼働しても残る鳥さんのにおい、こちらもどうにか改善したいところ。。。
さてこれからどうするの?
今私が思う悩みは①~⑤の5つ。ですがこの悩み、自分の願望だけで何とかなるものでもありません。
実際、部屋の間取りは変えられませんし洗面台を取り換えようにも大きさはさして変わらない。できるとしたらフローリングの上にクッションフロアを敷いて少しでも床掃除を楽にする、と言ったところでしょうか。
この家に生まれ、何回か離れつつもまた戻ってきて今の鳥中心スタイルになり早7年。色々不便さを感じながらも慣れ親しみすぎている実家なので、最初の妄想にも「まぁ無理だよね、仕方ないか…」と半ば諦めていたわたくしですが──
なんとこの度、お家を建てることになりました٩( ᐛ )و
今日まで頭をめぐっていた、夢の鳥専用部屋~バードルーム~を作る絶好の機会が訪れたのです!!!
これはワキワキが止まりません、まさに行幸。わたしの苦悩をやわらげ鳥たちもさらに快適に過ごせる、夢の空間が爆誕の予感です٩( ᐛ )و
今後わたしの鳥ライフ課題がどう解決していくのか、果たして理想のバードルームを完成させることが出来るのか…。皆様にも見守っていただきたく、この記事は連載式でお送りしていこうと思います٩( ᐛ )وちなみにまだ間取りもできていない段階なので、のんびり1年くらいかかると思いますww
次回は【第一章 日々のお掃除について】の続き、「じゃぁどうしたらいいのか考えてみた」をお送りします。
ではまたー٩( ᐛ )و