ゆとり屋

【鳥専用の部屋を作る!】バードルーム計画③

第二章|妄想を現実に

 

お鳥様ファーストのお部屋を考えてみる

 

第一章は人間目線での「日々のお掃除でここを改善したい!」という点を挙げていましたが、第二章からはついに現実のお話!

 

今回は鳥さんのことを考えたお話です。

 

鳥さんと生活するにあたって、わたしが「鳥目線」で特に重要視している点が以下の4点です。

 

  1. 快適な空調
  2. ケージ内の清潔を保ちやすい
  3. 適度な日差し/日光浴
  4. 飼い主が近くにいることを感じさせる
  5. 放鳥中は安全に楽しく

 

それぞれ具体的に書いてみます。

 

1・快適な空調=エアコンの設置

 

まず一番気にしているのは空調です。

人間だって夏は暑いし冬は寒い。特に日本は季節ごとの気温変化が激しいので、真夏の高温多湿な気候や冬の寒さ&乾燥は冷暖房必須です。

 

体の小さい鳥たちにとって、この極端な気温の変化は天敵!冬の始まりの急な気温変化で体調を崩してしまうこともあるので、なるべく「室内の温度・湿度は一定に」を心がけています。

 

となると、鳥部屋に必須なのはまず空調機。

温室のような大掛かりな物は作れませんが、室内でもエアコンを1台設置すれば快適な空間は作れます。

 

いま計画している「バードルーム」は3畳ほどのちいさな空間です。小さな部屋用のものを探してみましたが、あまりいいものが見つからなかったのでひとまず6畳用のものと思っています。

 

エアコン設置費用は正直安くない。。。

 

ですが、自分の部屋よりまず鳥たちの部屋!ということで、設計士さんには「鳥部屋だけは引き渡しの時にエアコンが付いているようにしたい」とお伝えしてあります。

なんせ引き渡しが2月下旬~3月上旬の予定なので、まだまだ寒い時期。

鳥たちも引っ越しで大ストレスが掛かるであろうに、そこに来て部屋も寒い!なんてことになったら飼い主失格です;

 

 

2・ケージ内の清潔を保ちやすい=気になったらすぐに洗える!洗い場の設置

 

こちらは部屋の設計とはやや話がずれますが、ケージ内のおもちゃやパーチの配置は結構気にしています。

 

鳥の性質上、ケージ内パーツのフンの付着は避けられないので、鳥たちが普段どこをお気に入りの場所にしているか・どこでよく糞をしているかを観察して、なるべくパーツにフンがくっつかないように心がけています。

 

実際、鳥たちはフンを踏もうが羽に付こうがそんなに気にする素振りは見せないのですが、衛生面を考えると”鳥たちが気にかけなくても自然とキレイが保てている”ということは結構重要な気がします。

 

もし汚れていた場合は朝のお掃除で水洗いをするので、洗い場は近いほうが嬉しいです。

鳥部屋設計の際は業務用シンクを室内に設置する予定なのですが、さてどこにどう配置したらよいのか?そして気になる予算は…;;;

こちら、すでに決まっている物がありますので今後の別記事で紹介しますね!

 

3・適度な日差し、日光浴=窓の大きさ、位置

 

朝起きてお日様の光を浴びると、一日がスッキリ始まる!

と言う方も多いと思います。

 

地上で暮らす生き物は太陽光が最高の栄養素!と言われるくらい、お日様の力は偉大です。

人間に限らず、実は鳥さんにも日光浴は必要─と言うのはもはや常識なのかもしれませんが、それを考慮したお部屋作りと言うのはそんなに簡単ではありません^^;

 

・日が当たりすぎても良くないし、窓を閉めていたら日光浴の意味が少ないし…(•Ӫ•)

・全体の部屋の間取り上、バードルームの設置位置はほぼ固定…隣家がある西側の場所なので、昼間暗くなったりしないか心配…(•Ӫ•)

・万が一のロストや怪我の危険性も考慮して、窓の種類は厳選したい…(•Ӫ•)

 

他にも細かい悩みがたくさんあって、ここは設計士さんとかなり重点を当ててお話を進めています。

カタログを見ていると日本の窓の種類多すぎ!ってくらいたくさんのパターンがあって、それらから一番使い勝手がよさそうなものを選んでいきます。

 

4・飼い主が近くにいることを感じさせる=部屋同士の扉の種類を考える

 

我が家の鳥たちは飼い主大好きな甘えっ子族ばかり。

今生活している家では、わたしの作業する部屋にそのまま鳥たちがいるので、放鳥していなくても意外と静か。多分、人間が近くにいることが分かるだけでも安心しくれているんだと思います。

 

鳥専用の部屋を作る際に問題だったのが、鳥たちが飼い主の気配を感じられなくなるのでは?と言うことでした。

 

普通にバードルームを作るだけだと、隣の部屋に飼い主たちがいても鳥たちがその姿を見ることが出来なくなってしまいそう…。

となると、「今までカイヌシずっと一緒にいたのに!どこに行ってしまったの!新しいお家大嫌い!!」なんて気持ちになってしまうのではないかと超心配に。

 

これを設計士さんに相談したら、

部屋同士の仕切り扉には透明なものを設置できる&なんなら壁に窓を付けていつでも様子を見ることが出来るようにしたら?

という神提案が。

 

まさかそんな、ことりカフェさんのように「鳥さんの姿を見ながらゆっくり時間を過ごせる」的な夢空間が実現できちゃうなんて!!

バードルームを作るにあたって、いちばんうれしかったのがこの「室内窓」を作れることです。

さて、どんな空間が作れるのか…。これはかなり楽しみな箇所になっております。

 

5・放鳥中は安全に楽しく=壁や天井にも鳥たちが楽しめる配慮をしたい

 

放鳥中、飼い主とばかり遊ぶ子もいれば飼い主そっちのけで自由気ままに遊ぶ子もいますよね。

 

我が家の鳥は二分化されていて、シロハラ・文鳥は前者でオカメ・ウロコは後者です。

 

そんな彼らの遊び方に、ちょっと工夫をしてあげたいなと言う希望があります。

飼い主と遊びたい子にも鳥同士で遊びたい子にも一人で居たい子にも、それぞれが「楽しい!」「もっと遊びたい!」と思ってもらえるような、言ったら鳥版こどものプレイルーム的なお部屋に仕上げたい!

せっかくバードルームを作るのですから、鳥たちが快適にかつ楽しく過ごせる空間にしたいというのが何よりもの願い。

 

今のところ、天井に物干しっぽいレールを取り付けたり壁に有孔ボードを取り付けておもちゃの配置やパーチを付けたりできるようなイメージを持っています。

 

天井にものを取り付けるとなると、素人がやるにはちょっと不安もあるのでこれは建設の際にお任せしたいなと思っています。

壁に有孔ボード─ですが、見積もりの時点で結構な金額が乗ってしまいそうだったので、DIY大好きなわたしが手作りで仕上げようかと計画中。

 

 

次回は実際に取り付けるもののお話!

以上5点をコーディネーターさんと熱く語ったうえで、じゃぁ実際にどんなものを取り入れる?という現実のお話がいよいよ始まります。

 

次回からは「実際にバードルームに設置していくもの」をそれぞれ紹介していきます!

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